とゆふものは。

何者でもない、だから需要もない、アラフォー女の想いを綴ります。

#鎌倉殿ロス

大河ドラマは年によって観たり観なかったり、でも1年欠かさず観たのは去年の『鎌倉殿の13人』が初めてでした。
毎週日曜日は用事があっても必ず20時までには帰宅、しかも放映中は集中し過ぎてスマホに一度も触らず、というくらいのハマりよう。

どの登場人物も描写を積み重ねて最終的には史実に沿った結果になるんだけど、あ、この人ならこういう事やるわ、言いそう、本当にこういう人だったんじゃないの?って思わせる説得力があった。
意図せずすれ違った結果だったりして脚本も巧みで。
ある言動の裏にはその人なりの正義や信念があり、勝者か敗者かは必ず決まってしまうけど、勝者が必ずしも正しいとは限らないわけで。
現代日本を生きる一般人だって大して変わらないよなーと。
武士の世じゃないから敗者であっても死なないというだけで。

全員愛すべき登場人物だったけど(源仲章だけは愛せなかったけどヒールとしては最高)、戦や誅殺や時には病気で途中退場してしまうのでやはり最初から最後まで魅せてくれた主演の小栗旬が一番素晴らしかったな。
GTOのイジメられっ子が花沢類になってルパンになったりもしてましたが、いつの間にやら凄い役者に。
これでまだ40歳なんだからこれからできる役の幅も広いし楽しみ。

昨日から新しい大河が始まって改めて本当に終わっちゃったんだなーと。
こ、これがロスってやつか・・・!ってなってるところです。