人の一生なんてほんの一瞬、人類の歴史からすれば瞬きをする間くらいの短さで、そして残念ながらほとんどの人は市井の人で終わる。
戦国時代なら武功をあげたり、近代以降なら事業を成功させたり、時代ごとに必要とされる能力は違えど、歴史に名を残す人ってちょっとやそっとの成功者じゃないんだよね。
徳川家康だって松下幸之助だって当たり前のようにその名を口にするけど、実は天下人で大企業の創始者で、そのレベルでようやく後世の人々が認識する知名度になれる。
なんだかまとまりのない話になったけど、 たまに何のために生きてるんだっけ・・・?という思考のループに陥っちゃうのですが!
一般人ができることは個人の小さな楽しみを追求したり、せいぜい世論を形作ることくらいで、何のために生まれたの?と深く考えたり、何者にもなれない自分に悩んだりすることはあまり意味ないかもよっていう結論に至ったことを記録として残しておきます。
そう、この年になって子どもを残す意味も分かるようになったかな。
歴史に名を残すのは無理だから子どもには大きなことを成し遂げてほしい、ってわけじゃなくて、自分が死んだ後の世を自分の子どもが体験してまた時代の一部になっていく、ってなんていうかロマンだよね。
まあ子どもいないので、ただのよもやま話なんだけど。