とゆふものは。

何者でもない、だから需要もない、アラフォー女の想いを綴ります。

宇多田ヒカルの音楽に恋して(その1)

ポピュラーな音楽が好きなのね、なんて言わないで。まあ事実ミーハー(死語)な母の血を受け継いでいる私です。

とはいえ宇多田ヒカルってデビュー当初が凄かったからメジャーな人扱いされるけど本来マイナー向けな人なんじゃないかと思う。
InstagramTwitterを見たり歌詞を読んだりすると、きっとこの人根暗で小さいことで悩んだりしてるんだろうなあって私のような一般人でも共感できるところがいい。
でも彼女って時代が求める物を生み出しちゃうし、その人生もいちいち波乱に満ちていて生まれついてのスターなんだなとも思う。ギャップがあってなんとも不思議な人。

よく聞くのはどれだろうと思い、再生数多い曲を調べてみたら、

  1. 二時間だけのバカンス
  2. 俺の彼女
  3. 花束を君に

だった。全部『Fantôme』だった。 多分2016年ごろにリセットされてる私のミュージックアプリ(旧iTunes)。

仕方ないのでアルバムから1曲ずつお気に入りを厳選。

First Love

すごく純粋な曲だよね『Another Chance』。15歳の彼女だから書けた歌詞。
【君の涙の振動 空気を伝わって 腕をかすかにふれた瞬間】という表現とか【こんなにnaturalな感覚が間違ってるわけないのに】という言葉のチョイスとか綺麗すぎて毎回泣きそうになってる。
そうそう間違ってないよ、と嘘だろうが何だろうが言ってあげたくなるアラフォーの私。

Distance

シングルに収録されたUNDERWATER MIXの方が好きな『Addicted To You』。
First Loveの発売後初めてのシングルで日本中が次はどんな曲を?と期待して、でもここが勝負どころって意地悪な見方してた人もいたと思うけど、また別の側面が見れていい意味で裏切られた。
とにかく出だしがカッコよくて何度でも聞きたくて、CD発売前は毎週彼女のラジオ聞いてたなあ。

DEEP RIVER

もう名盤中の名盤だと思っているこのアルバム。昔でいえばレコードが擦り切れるくらい聞いた、というほど聞いてる。捨て曲がないとはこのこと。
その中でも選ぶとしたら『嘘みたいな I Love You』かなあ。前奏が印象的な曲が多いアルバムなんだけど、この曲は最初のギターがまずロックみたいで素敵。
【もう嘘つきでも I Love You】って歌詞が男前すぎる。私の方こそ彼女に言いたい言葉だわ。

ちょっと熱くなりすぎ、長くなったので一旦切ります。