とゆふものは。

何者でもない、だから需要もない、アラフォー女の想いを綴ります。

おばさんになるのが怖かった

子どもの頃からいずれおばさんになるのが怖かった。 単純に歳を重ねて死に近づくこと、容姿が衰えることも怖かったけれど、それよりも世間の『歳を得た女性は雑に扱っていい存在』という認識と、それを当たり前とする空気感に絶望したから。 当時の自分は言…

どうする?家とお墓

跡取り娘なんだから、と言われたことがあります。 特に家業をやってない家の跡取りとはなんぞや?と考えると、やっぱり家(土地)とお墓を守っていくことが当てはまるのかなと。 生まれ育ったのが都会ではなく田舎なのでそこに価値を置く人がいることは理解…

私が子どもを持たない理由を深掘りする(解答編)

私が子どもを持たない理由を深掘りする(考察編) - とゆふものは。 の続き。 さて、そんな自分が子どもを産んだら?という話。 怖かったんだよねー。 自分と似た性格になるであろう子どもが人間関係で苦労することも、そんな苦労はさせたくないという理由で…

アルバムにいつも裏切られていた

思春期だった90年代、音楽に触れるにはテレビの歌番組(HEY×3、Mステ、CDTVなどなど)を見るかラジオを聴くか、あとはCDで聴くしか選択肢がありませんでした。 CDはレンタルしてテープ(のちにMD)にダビングする、買う場合は中高生にとっては高価な買い物な…

自分の人生を生き抜く覚悟

50年前のOLの話(母) 短大を卒業して会社員になり、まだ結婚の予定がなかった頃、上司の男性から『早く結婚しないと蜘蛛の巣が張っちゃうよ』とからかわれたそうな。 他人には関係ないプライベートなお話だし、表現もとてもお下品。 今ならセクハラで一発アウ…

今年は旅に出よう!

コロナ禍で控えていた旅行。 去年くらいから少しずつ再開させて、約2年前に記事を書いた時点(とある旅行好きのメモ - とゆふものは。)から新たに4県踏破しました。 新幹線や飛行機に乗って目的地へ行き、 写真や映像で憧れ続けた景色をこの目で見て、 旅館…

私たちのSMAP戻ってこないかな

いつもテレビは流し見ですが、先日の『まつもtoなかい』は本放送とTVerで2回見ました。 (以下ネタバレを含みます) 本当に色々な感情になった1時間でした。 SMAPはちょうど私の青春時代にブレイクしてそれから20年以上第一線で活躍してきた国民的アイドルグ…

私が子どもを持たない理由を深掘りする(考察編)

子どもの頃、大勢と遊ぶときの私は道化役だった。 おままごとならみんながやりたがる『お母さん』じゃなくて脇役をやる。『お母さん』はちゃんと自己主張できる、ハキハキした子がやるから、私はお呼びじゃなかった。 当然あまり楽しくないので、やっぱり一…

ある夫婦のお金の話(ライフプランを考える)

アラフォーともなると、本当に終わりは来るのか?と思っていた社会人生活の折り返し地点がいつの間にやら見えてくる。 そんなわけで今まで見て見ぬふりしていたライフプランを考えてみました。 条件 あと何年働くか? 何歳まで生きるか? 老後に毎月いくら使…

大抵の人は何者にもなれないんだから

人の一生なんてほんの一瞬、人類の歴史からすれば瞬きをする間くらいの短さで、そして残念ながらほとんどの人は市井の人で終わる。 戦国時代なら武功をあげたり、近代以降なら事業を成功させたり、時代ごとに必要とされる能力は違えど、歴史に名を残す人って…

なぜ私は働くのか(裏)

前に なぜ私は働くのか - とゆふものは。 という記事を書きました。 もちろん嘘じゃないけど、もう一つ大きな裏の理由があります。 それは母を見てきた結果、生きていく上で経済力を失いたくなかったという理由です。 寿退社からの専業主婦が当たり前の世代…

写真撮ってもらってもいいですか?恐怖症

観光地を歩いたりしてると他人にカメラマンを頼まれることが昔から多かった。 自分は頼まない人だけど、あれって全員が写った写真を残したいからだよね、分かる。 でもお願いだから、私には頼まないでほしい。 って深刻に考えるようなことでもないのにそう思…

ハイブランドへの興味が失われつつある

初めてハイブランドの物を手にしたのは大学生の頃、ルイヴィトンの財布だった。 親からの誕生日プレゼント。 働いてもいないのにまだ早いと言われたけど、周りの友達はハイブランドの財布を持っている子が多かったのもあって、どうしてもとお願いして買って…

インターネットの世界で老害になりたくない

老害という言葉は嫌いなのだけど、あえてそう書こう。 世に出てきた頃は若者だけのものだったインターネット、その若者も年を重ねて40代50代になり、その間にデバイスも進化して家で座ってパソコンを起動しなくてもスマホやタブレットでどこにいてもアクセス…

なぜ私は働くのか

お金のため、ひいては生活のためだよね。 はい、身も蓋も夢もないね。 でもさ、使い切れないほどのお金があって働かなくても生きていけるなら働かない選択をする人が多いんじゃないかね。 気が楽になって逆に働く意欲が湧く気がしなくもないけど。 十数年前…

おひとりさまレベル〜ひとり◯◯できますか?〜

定期的に取り上げられるひとり◯◯できる?という話題。 一人行動する方ではありますが果たしてどこまでいけるのか、こちらのサイトを参考にチェックしてみました。 【レベル1】ファストフード・カフェ・喫茶 【レベル2】ファミレス・定食屋(チェーン系) 【…

どんな3年間だった?

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が騒がれ始めたのは3年前のちょうど今頃、コロナと共に過ごしたと言っても過言ではないこの3年間、思い返すとどうでした? 私はですね、一言で言うと最悪でしたね! 人生の中でもワースト1かもしれません。 表面的には…

ブログはいいよなぁ

一世を風靡したブログ、今はもう下火とは言わないまでも昔に比べると書く人も減ったのかな。 その昔Facebookをやっていたのだけど、あれ実名じゃないですか。 自分はならない!と思っていたのに、普段隠している自己顕示欲が少しだけ顔を出して、 『海外旅行…

BUCKET LISTが埋まらない

表題の通りなのだけど残りの人生でやりたいことを書き出してみたら、まあ埋まらない。100までいかない。 できる限り細分化するんだ!と何とか増やして、結果95まで積み上げたリストの内訳を恥を忍んで。 海外・国内旅行(42) 読書(20) ライフプラン(8) …

#鎌倉殿ロス

大河ドラマは年によって観たり観なかったり、でも1年欠かさず観たのは去年の『鎌倉殿の13人』が初めてでした。 毎週日曜日は用事があっても必ず20時までには帰宅、しかも放映中は集中し過ぎてスマホに一度も触らず、というくらいのハマりよう。 どの登場人物…

ぐちぐち書く

ただの愚痴なので読みたくない場合は読み飛ばし推奨。 年末年始は日常とは違うからいいのだけど日常とは違うから疲れたりもするわけで。 例1 ほぼ3年ぶりに両親と外食。久しぶりだし水入らずでどうぞ、ってわけで夫は来なかった。 ふいに母から夫のご飯は作…

ある夫婦のお金の話

匿名だから書けるお金の話。 勉強不足ゆえ、特にためになる情報はないので悪しからず。 我が家のプロフィール アラフォー夫婦 子なし フルタイム共働き 保険未加入 賃貸住まい 子なし 選択子なしというわけでもなく、晩婚で、かといって不妊治療するほどの情…

穴があったら入りたい

コロナ禍が少し落ち着いて久しぶりに実家に帰ったとき、真夜中の時間帯に暴走族が近所を走り回ってうるさ過ぎて眠れなかった。 暴走族ってまだ生息してたんだ いやびっくりしたよ。 なんだかんだ東京での生活が長くなってそういう存在がいること自体忘れてた…

ワールドカップ盛り上がってまいりました

日本代表勝ちましたねー!いやー凄すぎた! フランス大会からGS敗退とベスト16を繰り返してきたから法則通りなら今回はGS敗退かな・・・ ドイツとスペインが同じグループだし・・・ なんて今となっては失礼過ぎるけど、まさかのその強豪を下して1位通過する…

二度と食べられない魅惑のあれ

もう10年が経ちます。 なにが? 牛レバ刺しが食べられなくなってからです。今年でちょうど10年になりました。 カドが立った新鮮なレバ刺しにごま油+塩をつけて口に入れる、あの瞬間がいまだ忘れられない。 一度は自由に食べられたものが二度と食べられなく…

飛行機怖いを克服するには

国内旅行の計画を立てるとき、目的地が本州であればまずは陸路でのアクセスを考える。 のんびり鉄道に乗って、お弁当を食べたり景色を眺めたり、その行程も好きだし旅行の一部と考えているからだ。 なーんていうのは建前で。 私は飛行機が怖い。 もし事故が…

ラーメンへの情熱

ラーメン好きになったのは大人になってから。 食べるのが遅い子どもだったのでいつの間にか勝手に伸びて勝手に不味くなってしまうラーメンは完食できず、あまり好きじゃなかった。 社会人になって拘束時間が増え、さらにアラサーになって周りの目もあまり気…

そろそろ謎を解きたい私

謎解きや脱出ゲーム流行ってますよね。 専門の会社や自治体がそれぞれ趣向を凝らして、意外なコンテンツとコラボしたりいつの間にやら専用ビルができたりして日々なんらかのイベントが開催されている模様。 私も好きでたまに参加するのですが、さて過去を振…

二度と会えない人たちのこと

実家に高校の同窓会の中止連絡ハガキが来ていたらしい。コロナ蔓延のためとかで。 特に帰省する予定もなく最初から欠席予定だったけど、こうして深く考えないまま機会を逃すこともあって二度と会えない人が沢山いるんだよねとふと思いを馳せてみた。 小・中…

初体験を増やしたい

人生って思ったよりずっと短いんだな。 10代や20代の頃、いつか終わりがくる実感なんて持てず、これからもずっと悩んで苦しんで浮き沈みしながら生きて行かなきゃいけないんだと絶望したものだけど、アラフォーを迎えて折り返し地点が見えた頃から人間の一生…