とゆふものは。

何者でもない、だから需要もない、アラフォー女の想いを綴ります。

なぜ私は働くのか

お金のため、ひいては生活のためだよね。
はい、身も蓋も夢もないね。
でもさ、使い切れないほどのお金があって働かなくても生きていけるなら働かない選択をする人が多いんじゃないかね。
気が楽になって逆に働く意欲が湧く気がしなくもないけど。

十数年前に就職した頃はとっくに男女雇用機会均等法が施行されていたけど、女性が働くことに対する意識は今とは少し違っていて、新卒の時に同期の男子が言った、
「女は結婚したら働かなくていいから羨ましい」
という発言が違和感なく受け入れられる空気感だったな。
裏を返せば男性も一生ひとり働かないといけないという価値観にがんじがらめだったってことなんだけどね。
そのうち景気良くなるんじゃないかとまだ希望が持てた最後の時代だったせいかもしれない。

今は色々な考えの人がいて、そんなカオス含め過渡期なんだろうけど、こういう意識ってグラデーションのように10年とか20年とか時間をかけて変わっていくものだから、世の中の流れにアンテナを張って自分で選択していくしかないんだよね。
属性に関係なく柔軟に働き方を選べて、周りもそれを認められるようになれば一番いいなと思うんだけど。

私?
地方出身だし、結婚の予定もなかったし、総合職で働く以外の選択肢なかったよね。
親や親戚には男性同様に働くってことは一生結婚しないのね、オールドミス(古っ)ね、とか言われて0か100しかない世界・・・
って絶望しかけたけど、ものすごく世間知らずだったので多少なりとも世の中の仕組みが分かって、結果的に働き続けてよかったなと思ってる訳なんだけど。

あと自分が進めたプロジェクトが日の目を観た時の喜び、やってよかったという感情もやっぱりあるんだよなー。
よく言えばやりがいってやつ。
とはいえ、その結果お金が付いてきただけなの、なんてかっこいいことはやっぱり言えないや。

そんなわけで、なぜ私は働くのか、

  1. お金
  2. 世の中の仕組みやトレンドを知れること
  3. やりがい

かなあ。

有り余るお金や不労所得があるわけでもない庶民だし、結婚した今は共働きは最大の保険と思うようになったので今後も働くけど、辞めたいわけではなく、たまには休みたいという気持ち分かりますかね?
年末年始とかGWとかの最大10日くらいの休みじゃなくて数年に一回でいいから1ヶ月くらい休めたらみんなリフレッシュできていいと思うんだけどなあ。

おひとりさまレベル〜ひとり◯◯できますか?〜

定期的に取り上げられるひとり◯◯できる?という話題。
一人行動する方ではありますが果たしてどこまでいけるのか、こちらのサイトを参考にチェックしてみました。


【レベル1】ファストフード・カフェ・喫茶
【レベル2】ファミレス・定食屋(チェーン系)
【レベル3】映画館、美術館、水族館など
【レベル4】ラーメン、牛丼、回転寿司、定食屋

一人飯、社会人になって営業の外回りの合間にランチ、残業で夜遅くなって帰りに夕飯食べたりするうちに慣れた。
気兼ねなく好きなものを食べられるので、段々と楽しくなった。
孤独のグルメ』の五郎さんになったと思えばよいのです。
一人での食事が当たり前になると他のことにも挑戦できるので、正確には1→ 2→4→3という順番ですかね。
はい、次。


【レベル5】カラオケ、ライブ、スポーツ観戦
【レベル6】焼肉、居酒屋、イタリアン、寿司、バーなど

おお、なんか急にレベル上がってないですか。
ライブは行ったことあるけどスポーツ観戦はしないし、カラオケ、焼肉は一人仕様の店しか行ったことないし、お酒が弱いのもあるけど辛うじてランチならイタリアンに行ったことがあるくらいかなあ。
突然弱気になってからの、次。


【レベル7】国内旅行
【レベル8】海外旅行

大好きです!
10年以上前に初めて一人で国内旅行してから、温泉旅館に泊まったり寝台列車に乗ったり自分なりに挑戦したなー独身だったしね。
海外はもうえいや!です。
コツはキョロキョロせずに『私現地在住日本人です』という顔をすることです(話し掛けられたら終わりです)。
あと不安だったら現地で開催されるツアーに参加したりですかね。
スマホの登場でガイドブックがいらなくなったので本当に楽になりました。
はい、次。


【レベル9】レジャー(遊園地、ゴルフ、ボウリング、キャンプ、海水浴、スキーなど)
【レベル10】高級フレンチ、料亭

ギブ、ギブです。
ゴルフ以下のアクティブなレジャーは元々あまりしないけど、遊園地?高級フレンチコース?料亭?
もうここまできたらなんでも一人でできちゃいますね。拍手。


というわけで私のレベルは趣味の旅行だけに特化した割と普通な中上級者でした。

ひとり◯◯楽しいの?に対する答えとしては、

  • あの景色をこの目で見たい
  • あのアクティビティを経験しておきたい
  • どうしてもあの店であれを食べたい

という欲を満たせるので当然楽しい。
やるかやらないかはその欲が一人のデメリットに勝った、というだけだと思うんだよね。
一人でやるくらいならいいや、そこに魅力を感じないという人はあえてやる必要ないと思うわけです。

ただ一人でできることが増えると人生経験の幅が広がるよ!ってところでしょうか。
まだまだひよっこ。精進です。

どんな3年間だった?

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が騒がれ始めたのは3年前のちょうど今頃、コロナと共に過ごしたと言っても過言ではないこの3年間、思い返すとどうでした?
私はですね、一言で言うと最悪でしたね!
人生の中でもワースト1かもしれません。
表面的には何も変わらないけれど、内面的には中々に壮絶な3年間でした。

特に仕事が辛かった。
私はいつも参謀タイプでその役割自体は合ってるんだけど(自分で言う)、抱え込むタイプのリーダーだったりで上手く参謀になれない場合、簡単に病めるんだなと思いました。
もともとコミュニケーションに長けてない上にリモートワークでさらに難しくなったことも大きかった。
とにかく他人との接触が減り、自分の存在価値が急降下し、私必要ないじゃん?生きてる意味ある?という昔からずっと持っていた自己肯定感低めの思いがどんどん大きくなり。
コロナを巡る社会の空気感も重々しかったけれど、そこに仕事がうまくいかないことも重なってそんなことばかり考えていたので今思い返すとかなりやばいですね。

とりとめのない文章になってしまったけど、もともと内省的思考だったのがコロナの影響で拍車がかかったなあという話でした。
そして生活のほとんどを仕事が占めて頭の中も占領されているんだなあとしみじみ感じました。
もっと分散させねば!

あーかっこ悪いこと吐き出してしまった!
そして暗い。
なにしろこの3年間、心の友はしいたけ占いだったよ。優しくて心に沁みるのよ。
ようやくこうして文章にすることができて少し前進かな。

ブログはいいよなぁ

一世を風靡したブログ、今はもう下火とは言わないまでも昔に比べると書く人も減ったのかな。

その昔Facebookをやっていたのだけど、あれ実名じゃないですか。
自分はならない!と思っていたのに、普段隠している自己顕示欲が少しだけ顔を出して、
『海外旅行行ってきました!』とか
『誕生日祝いしてもらいました!』とか
『おしゃれスポット行ってきました!(〇〇にチェックイン)』とか
つい人生楽しんでますアピールを書いちゃって。
でもただのしがない会社員、当然キラキラした日常だけではないわけで。

あと、家族、地元の友達、上京してからの友達、上司や先輩含む会社の人、色々な人達と繋がっていくにつれ、この投稿私の外向けキャラじゃなかったわ、この人達には見せたくないなー、人によって見せない設定あるのね?え、毎回?やるの?
はい、もう段々億劫になるよ・・・ね。
差し障りないことしか書かなくなるよね。
ビジネス、人脈作りも兼ねる人はむしろ自分プレゼンとして書くべきだし、上手く使えば良い効果を生み出せるツールなんだろうけども。

ちなみにInstagramは情報収集用にアカウント持ってますが、Facebook以上のキラキラでくらくら、見てるだけでお腹いっぱい。
年のせいかもしれないけど。

個人的には数多あるSNSの中でブログがちょうどいい温度感で居心地もいい。

  • 匿名
  • くだらない呟きから実生活では言えない重い話も書ける
  • 文章だけでよい、動画とか写真とか絵とかなくてもよい
  • たまにはキラキラしてもよい
  • たまには熱く語ってもよい

ああ、こんな場が紙の日記帳以外にあっただろうか。いや、ない。
しみじみと、ブログはいいよなぁ。

BUCKET LISTが埋まらない

表題の通りなのだけど残りの人生でやりたいことを書き出してみたら、まあ埋まらない。100までいかない。
できる限り細分化するんだ!と何とか増やして、結果95まで積み上げたリストの内訳を恥を忍んで。

  • 海外・国内旅行(42)
  • 読書(20)
  • ライフプラン(8)
     資産運用とか住宅購入とか
  • 資格取得(8)
  • アクティビティ(5)
     未経験のやりたいこと!
  • 健康・美容(4)
     小綺麗なおばさま、おばあさまになるために
  • 仕事(3)
     成し遂げたいこと、出世とかではなく
  • 欲しいもの(3)
  • 家族(2)
     両親にしてあげたいこと、夫とは別枠

・・・私はいったいどれだけ旅に出たいのかっていうね。
上位の読書なんて読まねば!と思ってるただの積読だしなあ。つまらない人生よ。
もう少しアクティビティを増やしたいし、我ながらアンバランスすぎるなーと思うわけなので、それが分かっただけでも改善の余地ありでまあよしとする。

ちなみにこちらのアプリを使ったのだけど、

‎「人生で叶える夢リスト「MY BUCKET LIST 100」」をApp Storeで

最初に生年月日を入れるため、あなたの健康寿命は残り『3〇年〇ヶ月〇日〇時間〇分〇秒』と、さらに秒コンマ単位で出るのです。
こうしている間にも時間は流れていく。
お、恐ろしい。

#鎌倉殿ロス

大河ドラマは年によって観たり観なかったり、でも1年欠かさず観たのは去年の『鎌倉殿の13人』が初めてでした。
毎週日曜日は用事があっても必ず20時までには帰宅、しかも放映中は集中し過ぎてスマホに一度も触らず、というくらいのハマりよう。

どの登場人物も描写を積み重ねて最終的には史実に沿った結果になるんだけど、あ、この人ならこういう事やるわ、言いそう、本当にこういう人だったんじゃないの?って思わせる説得力があった。
意図せずすれ違った結果だったりして脚本も巧みで。
ある言動の裏にはその人なりの正義や信念があり、勝者か敗者かは必ず決まってしまうけど、勝者が必ずしも正しいとは限らないわけで。
現代日本を生きる一般人だって大して変わらないよなーと。
武士の世じゃないから敗者であっても死なないというだけで。

全員愛すべき登場人物だったけど(源仲章だけは愛せなかったけどヒールとしては最高)、戦や誅殺や時には病気で途中退場してしまうのでやはり最初から最後まで魅せてくれた主演の小栗旬が一番素晴らしかったな。
GTOのイジメられっ子が花沢類になってルパンになったりもしてましたが、いつの間にやら凄い役者に。
これでまだ40歳なんだからこれからできる役の幅も広いし楽しみ。

昨日から新しい大河が始まって改めて本当に終わっちゃったんだなーと。
こ、これがロスってやつか・・・!ってなってるところです。

ぐちぐち書く

ただの愚痴なので読みたくない場合は読み飛ばし推奨。

年末年始は日常とは違うからいいのだけど日常とは違うから疲れたりもするわけで。

例1

ほぼ3年ぶりに両親と外食。久しぶりだし水入らずでどうぞ、ってわけで夫は来なかった。
ふいに母から夫のご飯は作ってきてあげたの?と聞かれ、
「自分で作るんじゃない?」
と言ったら両親ともども信じられない、みたいな顔をされた。

例2

年始に挨拶に行ったら義母が夫に洋服を用意してプレゼントしてくれた。
いつもはただありがたいと思うのだけど、何だか穿った見方をしてしまった。

え、妻は常に夫の食事を用意して着る物が古くなったら見越して買っておかないといけないの?
年収同等のフルタイム共働きで、家事はできる方がやる、自分のものは自分で買う、ついでに自分の親のことは自分でやる、で夫婦間では同意が取れているんだけどな。

他にも価値観を押し付けられる場面が多くて、あー疲れた。
私たちは晩婚なので親世代が結婚したときと40年くらいタイムラグがあって隔世の感ありすぎる。
いやもう時代の違いというよりも、こういう考え方もあるよって話しても理解してくれないのが親世代特有というかなんというか。
一度は確かにそうね、と言っていてもまた同じこと言われたりするからきちんと理解はできてないんだろうなあ。
フラットに考えて、仕事して親世代が考える妻の役割もこなしたら娘の方がキャパオーバーになるのは目に見えてるのに自分の両親すらそれを強いるのか、となんだか悲しくなってしまった。
あーそうかー妻は働かせて頂いてるのだから、それとは別に妻の役割は果たして当然なんでしたね。(棒読み)

でも本当のところ、母は何もしない父にちょっとうんざりしていて娘の身軽さに対して妬みみたいなものもあるんじゃないかなーと娘目線でそう思う。

もちろん母は、私がいないと(父は)何もできないのよ、というところに自分の価値を見出してきたことも多分否定できない。
結局分業し過ぎると次世代にも負担が掛かり、だから良くないね、とちょっとずつ時代は変わってきたんじゃと思う。

これからも時代は進んで色々な面で平等になったり楽になったりしていくんだろうけど、その時に、 『私たちの世代の常識はこう!
こんな苦労をしたんだから次の世代も苦労しろ!』
じゃなくて、自分は恩恵を受けられなくても良い方向に進んでいるのであれば、
『私たちの世代はこうだったけど今はいい時代になったねー』
と言える年配者でありたい。

そんなことを思った年末年始でした。
あー疲れた。(2回目)
長期休暇は嬉しいけど、価値観が同じ夫と過ごす日常がやっぱり最高ですわ。