とゆふものは。

何者でもない、だから需要もない、アラフォー女の想いを綴ります。

とことん自分に自信がない

自分なんて。
私の好きな言葉です(ネガティブ) 。

昔から自分に自信がない。
なにかをやる、発言する、いつもおそるおそる。
逆にこれじゃだめだと勢い込んで、おかしな方向にアウトプットしちゃったりもする。
遡れば親の育て方とか子どもの頃の環境が起因するのかもしれないけど、2回目の成人式迎えようというのに今さら親が悪い、なんて言いたくないし。
今この時点からどうやって変えていけるかの方に力を注ぎたいんだよね。

いい加減生きづらいし、もう大人なんだから今まで目を背けてきた内面の至らなさに目を向けて自信を持ってアウトプットできるようにならなきゃと思っている。

今ペラペラだからな、もっと厚みと深みがある人間になりたい。
先は長い。不惑なんて一生訪れない気がする。

某芸人さんが亡くなって

メンタルをやられてしまいそう。
子どもの頃からテレビで見ていた人が亡くなるのは辛いし、今回は亡くなった原因が想定外というのもあるんだけど。

彼は優しい人、と言う評が聞こえてくるし、周りの人たちが彼を慕っていたのも分かる。
彼もあのキャラが美味しいと思っていただろうし、周りにもそう公言してたのかもしれないけど。

彼の優しさに周りは甘えすぎてしまったのでは、と思ってしまう。
ふと嫌になっちゃったのかな。
ふと。一瞬。許容量を超えて。

彼は特殊な仕事で日本中に顔を知られ芸風を知られリセットする手段もなく、コロナ禍で周りに話すこともできず、これからどう生きていけばと、もう逃げ道がないように思ってしまったのかな。
年を取るにつれ、甘えさせてくれる人がどんどんいなくなったりもするし。

イジられたあと涙目だったり、爆笑をさらったあと本当に面白かった?大丈夫だった?という顔をしたり、繊細な人だというのはテレビ越しでも伝わっていたから。
本当のところはもう永遠に分からない。
きっと誰も悪くないのだと思うと、ああ心が痛い。

アラフォー世代が勘違いされやすいこと

どうでもいい話なのだけど、アラフォー世代が年下世代から勘違いされてること。

「バブルってすごかったんですか?」

と聞かれる。
残念ながら私たち全くバブルの恩恵にあやかってないんです。
確かに生まれてたか生まれてないかで言うと生まれてた。でも物心ついてたかついてないかで言うとだいぶ危うい。
それくらい子どもの頃の話。

大人になったら・・・
浅野ゆう子がドラマの中で住んでたような広くて綺麗なマンションに住むんだ!とか
毎日仕事終わりにオシャレなバーに行くんだ!とか
毎年リッチな海外旅行に行くんだ!とか
ジュリアナ東京!とか

夢見て、いざ大人になったら全て裏切られた世代ですから。
氷河期だよ氷河期。

ほんとあまりいい目を見れなかった世代なんだよなあ。年下世代はさらにかもしれないけど。

ね、どうでもいい話でしょ。

11年

あれから11年が経ちますね。
長いようであっという間でした。
当時現地に行ったわけでもないし、東北地方には身内がいないので直接話を聞く機会がないけれど、きっと被災地の方にとっては何年経とうと区切りというものはないのだと思います。

当時の私は都内のターミナル駅近くのオフィスで働いていました。
朝どの靴を履くか悩んで結局ヒールをやめてムートンブーツにしたなとか、少し遅めのランチを食べて午後の仕事を始めた時間帯だったなとか。
あの日はごく普通のいつも通りの金曜日でした。

新しめのビルの高層階だったからか長い時間激しく揺れて立っていられず、ようやく収まったあと、お台場方面に黒煙が見えたこと。
業務を切り上げて帰れと言われたものの電車が止まっているらしい、でも帰らなきゃと思ったこと。
エレベーターが動かなかったので階段で地上まで降りたこと、その階段の壁がひび割れていたこと。
駅前のビルのガラスが割れて歩道に散らばっていたこと。
他にも同じような人が沢山いる中、家まで数時間歩いてその途中で家族に無事を知らせるメールをしたこと。
帰宅してテレビを付けて流れてきた東北の状況に息を呑んだこと、そうしている間もずっと余震が起きていたこと。
週末を挟んで月曜日に出勤したら東京の大きな駅とは思えないほど閑散としていたこと。

衝撃的な出来事だったので、今思い返してもあのときの気持ちや情景を思い出せる。覚えているものですね。

結局原発の件があってその後しばらく自宅待機になったのだけど、今のようにリモート環境が整備されているわけではなかったので本当にただ待機するしかなく、家に閉じこもってテレビを見ていると日本はどうなってしまうのか、不安で心細かったな。

あの日からの混沌とした数日間のことは今でも忘れられないし、これからも忘れないでしょう。
そういえば震災の翌年からコロナ前まで年に一度は東北に旅行に行っていた。
雪を見て温泉に入りたい、という気持ちももちろんあるけれど、無意識に東北を意識するようになったのかもしれないね。

あの日お亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
世界中皆で対応すべきコロナや戦争も、ちっちゃな個人的な悩みも、彼らが生きたくても生きられなかった続きの11年を自分は生きているのだから、逃げずに向き合っていかねばとこの日ばかりは思ってしまいます。

キャッシュレス生活を始める

ニコニコ現金払いが一番だと思い込まされていた気がする。
キャッシュレスの古株であるクレジットカードすら、いくら使ったか把握できないから怖い、スキミングみたいに情報を抜かれたら怖い、現金が一番、と子どもの頃から言われ続けていたので、親の教育ってある意味洗脳だよね。

仕組みが分からない、でも調べない、もちろん手を出さない、だからずっともやっと怖いまま、という悪循環なんだと思う。

そんなわけで今さら感ありありですが、少しずつキャッシュレス生活に移行しようと思います!
まず手始めに、

  • クレジットカード
    • ECサイトはすでに全てこれ
    • 普段使いで使える店では使ってみよう
    • ついでにANAマイルも貯めよう
  • PayPay
    • クレカ出すほどでもない手軽な決済手段として
    • 今のところATMでチャージ、慣れたら他の手段も考えようかな
    • ついでにポイント還元しよう
  • 交通系電子マネー(モバイル)
    • ほぼ交通費だけ
    • チャージはクレカで

この3つで生活できるかどうか。
クレカ以外の2つはスマホの電源持ちますようにという心配も。
一応現金も持っておく小心者は私です。

たまには叫びたい

時々、現実から逃げて叫び出したくなるときがある。

どこかの会社に所属する会社員で、誰かの家族で、みたいな何かの一員であるために発生する役割と繋がりを全てぶった切って私のことなんて誰も知らないところへ行きたい!
ちょっと前にバズった「人間関係リセット症候群」やってしまうのちょっと分かる。
卒業や転職って人生で何度もあるわけじゃないから数年単位で疲弊した人間関係をリセットできるし、まあバッサリ切らなくても環境が変わるとフェードアウトも自然だしね。
さすがに公私の「私」部分は簡単にリセットできないけど、私の場合圧倒的に「公」部分にメンタルやられ気味だから。

コロナ禍前は海外旅行で非日常に溶け込んで鬱憤を解消できてたんだなと実感。旅行できないどころか予定も立てられないこの2年弱は本当にストレス・・・!
国内旅行も好きだけど、どうしても非日常感が薄く。
会社が休みの日に家でゴロゴロするのも悪くないけど、どうしても現実が忍び寄ってきちゃうのよね。
いや、十分贅沢でわがままな話だとは思うけどね。

一生お金の心配がなければなあ・・・
セミリタイアして無理しない程度に小銭稼ぎながら人生楽しむのに。

あらただの雇われ人の愚痴になっちゃったわ。
特に取り柄もない凡人だからプロレタリアはしょうがないよねえ。

恋愛至上主義の圧力

街中がクリスマス一色のこの時期はふと昔の焦燥感を思い出す。
今よりずっと若い頃、
「恋愛しなければ!」
「彼氏を作らなければ!」
じゃないと死ぬ!くらいの気持ちで思っていた。
田舎の過保護な親の元でぼんやり生きてた女子高生が上京してみたら、都会の女子大生かくあるべきという洗礼を受けて、
「夏までに彼氏作らないとヤバイ」
「クリスマスにデートの予定がないなんて」
とか言い出すやつ。

慣れない飲み会や合コンに駆り出され、もっと盛り上げて、とかサラダを取り分けると男子は『おっ』と思うから次はやりなさい、とか東京出身の友達にダメ出しを受けながら、うわ、そういうものなのねと思い込んじゃうのよね、純粋だから。
女子力という言葉が流行るずっと前。
もともと初対面の人と話すのが苦手な私、段々心折れていってたな。
でもそれができない=恋愛できない=自己肯定感が下がるというなんて悪循環。
無理すんなーって言ってあげたい。
あなたそういうの向いてませんから。

明石家さんまさんが司会で一般女性が恋愛を語るバラエティ番組があった。大学生の出演者が恋愛経験ゼロなんですーと言うと、
『えーその年で!恋愛してないなんて!
どこかおかしいんちゃう?』
みたいな。そうそう、その圧力だよ。
テレビのアップに耐えうる綺麗な人でその扱いなんだから、普通の容姿の私なんて最早生きてる価値が見出せない・・・!
大学でもサークルでもバイト先でも親戚の集まりでも。とにかく至るところでその圧力を大なり小なり感じていた気がする。

恋愛経験や彼氏の有無は女子同士の格付けの基準みたいなもので、右手薬指の指輪は彼氏がいるアピールだから異様に焦る。
しかも彼氏の学歴は東大を頂点に一定レベル以上の大学じゃないとね、みたいな圧。
「あー〇〇大なんだー(大したことないねという心の声)」
万が一東大生の彼氏でも
「だけどあの子の彼顔がいまいちだよねー」
っていう謎マウント。
うん、書いててちょっと気分悪くなってきた。
若いって最強だけど偏りすぎててほんと何様なんだ。むしろ自分たちで自分たちの首締めてないか?

若いときってほかにもやることある。
自分は何を好きで何に興味があって、どういうことが得意かあるいは苦手かという自分軸の構築、仕事とそれ以外のバランス、今後の人生について考えることができるタイミング。
それがないまま社会人になって苦労した私。一言で言うと世間知らずだったんだけど、まあそれはまた別の話。
もちろん恋愛は大事だし、パートナーがいる人生に安心感があるのは事実だけど、全て恋愛だけに費やすのはもったいないよね。
恋人の価値(容姿とか学歴とか勤務先とか年収とか)とその人に選ばれた自分が全て、と若い頃に思い込んでしまうのは危ういような気がする。

社会人になったらなったでさらに強烈なバブル世代の恋愛観の洗礼を受けることになったけどね。
今の時代の若者はどうなんだろう?
私たちの時代よりは皆飄々としてるように見えるし、多様化が叫ばれているんだから色々許容されているといいなと思う。
少なくとも恋愛してない者人に非ずみたいな価値観はどうかと、もう恋愛市場から遠ざかって久しいアラフォーは思っちゃうな。